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無人小型飛行機




無人小型飛行機の進歩には目を話せません。従来の滑走路を必要としたものから、垂直飛行できるものへ。無線操縦から自動操縦のもの。AI搭載で、情報を集め判断しながら飛ぶもの。単独飛行から、編隊飛行。広い空間から、室内のような狭い空間を飛ぶものまであります。今後はバッテリーの小型化や機体の軽量化が進めば長時間飛行が可能となるでしょう。商業化の飛行も始まっています。日本でも現在2000機以上が飛んでいるのです。
 


1.歴史
無人航空機として、軍事用に最初に開発され、UAV(無人航空機(UAVs: Unmanned Aerial Vehicles))とかドローンとか呼ばれています。ドローンとは「無人航空機」あるいは単に「無人機」と呼ばれるものの総称を指す。ラジコンのように手のひらサイズのものから、軍事用の爆撃機まで大きさは様々に存在し、用途も軍事や農業、輸送等の多様な目的で活用される。
近年商用への活用が進んでおり、様々なコンピュータシステムで運用されることもあり、IT企業のこの分野への進出が目ざましいものがある。
スマートフォンのアプリを使って操縦できるものもある。ホビーと実用の間にあるものといえる。
ドローンの世界での状況(http://jp.wsj.com/articles/SB12645916890387823719904580197383104827698)は、商用が多くなるにつれ、飛行事故を懸念し航空制限を設ける動きも出ている。
2.どんなものがあるか
1)滑走路を必要とするもの
農薬散布や地震や火山噴火など災害情報を空から撮影したり、敵地の偵察飛行に使われるセスナ型の飛行機。従来の飛行機を小型化したもので、燃料を積んである程度長時間飛行できます。GPSを使って位置情報を取得して飛行します。
無線操縦のものとあらかじめ飛行ルートをコンピュータでインプットしておき、決まったコースを飛びます。衝突防止装置がついており、山や建物、樹木などの障害物を避けて飛行します。
関連ホームページhttp://www.kjclub.com/jp/exchange/photo/read.php?tname=exc_board_53&uid=12577&fid=12577&thread=10000
フジ・インバック(http://www.fuji-imvac.jp/)
2)垂直飛行するもの
ヘリコプターのように複数のプロペラで飛ぶ。ドローンが主流になっている。
商用の実用化に向けて、2013年秋オーストラリアの教科書レンタルサイトZookalは、教科書の配達に商用の無人飛行機サービスを提供するFlirteyと業務提携を結び、独自の教科書配達戦略をとることを発表した。2社の業務提携は、世界初の完全自動化された商用無人飛行機の活用事例となる。ロシアではピザの配達に試験飛行が始まった。
関連ホームページ
http://thebridge.jp/2013/10/flirtey-atious-drones-to-drop-zookal-textbooks-to-australian-students
ドローン5機種の比較(http://gigazine.net/news/20140815-best-drone/)
パロット社(http://www.parrot.com/jp/products/bebop-drone/)
3)室内で飛ぶもの
3.11の東日本大震災で原子力発電所がメルトダウンを起こし、人が中に入っていけない空間にロボットや無人機を使い情報収集に役立てようと研究開発が進んでいる。
室内ではGPSより、壁面にレーザーを照射して位置関係を把握しようとしている。
どんな障害物があるかわからないので、情報収集用・写真撮影用・データ収集用など複数の役割を持った機体による編隊飛行も試みられています。
3.日本での利用
現在2000機以上の無人機が使われており、測量や写真撮影、農薬散布などで利用されている。
日本産業用無人航空機協会(http://www.juav.org/)で安全基準を作っている。